キノー と ヴィクトルツォイ 伝説 KИНO & Виктор Цой

ソビエトの英雄的ロックバンドを日本語で紹介。このブログでは「キノー」及びボーカルの「ヴィクトル ツォイ」を研究していきます。

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「キノ」の知名度について

彼らについての記事をグーグル日本語で検索してもほんの数十件しかヒットしない。
しかしロシア語でビクトルの名前(Виктор Цой)を打込み検索するととんでもない数がヒットする。 後半まで「キノ」についての記事が多い。つまり、ロシア語圏の人達にとって彼らは、僕たち日本人の知り様のない魅力があるのだろう。
うーん。いまいち納得がいかない。人間、人種が違えば価値観が違うのは当たり前だが、数十件しか興味がわかない物に何十万件の興味の、この差はあまりにも激しい。心理学的確率でいけば人間同士の好き嫌いの比率って国家レベルで考えると世界中平均的に近づくべきだと思うが、一体どうすればこれ程の意識の差が生まれるのか?

答えは色々考えられる。まず根本的に「キノ」は日本でデビューしていないのだ。(ビクトルは一度日本に観光に来ているが、、、)うーん。これは大きい。しかしあんな大きな国で大ヒットするのだから比較的野次馬根性の強い日本人は食いついていた可能性も否めない。しかし「キノ」の全盛期はロシアはソビエトの時代。日本は戦争に負けて文化はアメリカから入ってくるモノこそが文化。アメリカの資本主義はソビエトの社会主義は認めない。規制があったのは間違いない。いや、アメリカ文化に洗脳されて、他の国の文化を見下していた時代だったのかもしれない。それか、単純に音楽が歪なのか?そんなはずはない。

要するに日本人は「キノ」を知らないのだ。ロシアはお隣の国である。一部ダブついている島もあるが、それなりの近所付き合いしてもいいんじゃないかと思う。勿論友好条約を結んで外交をしている国であるが、魚介類を輸入しているだけでロシアの文化はあまり輸入されてこない。逆にエメリカ文化の輸入はもっと規制すべきだとも思う。それを言ってしまうと矛盾してしまうのだが、、

歴史上、国家間でどんな外交があったのか分からない(勿論調べていくが、、)けど、世の中の文化規制、情報操作はいかに素晴らしいモノを無駄に失っているのか気づいてほしい。 そんな思惑もあって始めたブログです。
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  1. 2007/01/15(月) 00:24:40|
  2. 考慮
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ビクトルの歌声

ビクトルの歌声は、地を這う様に響く低音の唸り声の時がある。その特徴のある歌い方は後々ロシアンポップに影響を与えている。「スプリーン」(Сплин)というロシアのポップバンドは明らかにビクトルのリフレクションである。

どこか日本人の歌手に似た声を持っている歌手がいる。
それは「ルビーの指輪」の寺尾聰だ。改めて聞き比べてみるとかなり近い印象を感じる。ニヒルな感じも似ている。
どこかの声帯分析の研究所みたいな所で分析して頂きたい。絶対クリソツな結果になるに違いない。


アーティストにとって致命的失策は、誰かに似ている事だけれども、寺尾聰の場合ビクトルをパクったとは思えないし、ビクトルが寺尾聰の曲を聴いたとも思えない。どちらかが、相手の作品を耳にした事実があれば、そっちの方が偶然だ。
ただ、偶然の一致だろうが、この二人の因果を調べて行くと何か一致しそうだ。
  1. 2007/01/21(日) 03:24:18|
  2. 考慮
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表記法

KИНO  Виктор Цой 共にロシア語表記である。従って、彼等の表記法はKИНO Виктор Цойが正しいのだが、大衆に多く広めていくためには、それぞれの言語に置き換える方がいい。日本では殆ど総無視されてきた彼等なので、大きくメディアに取り上げられたことは無い。英語ではKИНO をkino と表記する。Виктор Цой は Victor Tsoi, Victor Che, Victor Soy, Victor Tsoy, Viktor Tsoi, Viktor Che, Viktor Soy, Viktor Tsoy と多数に変換することができる。
日本語で訳された例は見当たらないので、筆者が勝手に作ってみようと思います。

このブロブの題にもなっている通り キノ と表記する事もできるが、 キノーと延ばす方がロシア語の発音に近い。 ビクトルツォイと表記する事もできるが、BではなくVで始まるので、ヴィクトル ツォイと表記する方が近いのではないかと、今になって思う。ツォイも元々は韓国語のロシア読みであって、チェと呼ぶ事もある。 すなわち ヴィクトル チェ も彼をさす事ができる。
  1. 2007/02/26(月) 01:49:04|
  2. 考慮
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【ヴィクトルとタバコ】

igra



cig

面白い文献を見つけたので、それを絡めてディスカスしてみる。
坂内徳明氏による「ロシアの喫煙文化研究―塚田富治氏に捧げるー」にヴィクトル・ツォイの名が一度出てくる。

その論文のセクション1より引用
『喫煙は年齢的ボーダーのみならず、通過すべき社会的ステータスの獲得を表現するテクストであるとして、ボグダーノフがあげるのは主にロシアを中心としたさまざまな事例である。それは慣用句や言い回し、諺にはじまり、現代のタバコを飲みながら友達を惚れさせるべく唱える呪文、現代のアニメ、子供の歌などの口承文学、夭折したロック歌手ヴィクトル・ツォイの歌詞にまでわたる。』

(おまけ部分)その呪文の例も当論文から引用すると
『1980年代末にモスクワ医学学校の女子学生から記録した呪文として、
「ツァーリ(主君)である煙よ」(マッチを吹き消す)
「どうか御加護を」(一服吸う)
「神の僕である[ここに相手の名]を惚れさせてください」(一服)
「かれが食事をしても食べ過ぎませんように」(一服)
「飲んでも飲み過ぎませんように」(一服)
「神の僕のもとへ」(一服)
「雌牛が雄牛のもとへ向かうように」(一服)
「雌鴨が雄鴨のもとへ向かうように」(一服)
「私の言葉が意思よりも固くなりますように」(一服)
「アーメン」(一服)「アーメン」(一服)「アーメン」(一服)』

ヴィクトルの歌詞とは、おそらく[一箱のタバコ]の事であろう。
その歌詞といえば
「でももし一箱のタバコがポケットにあったなら
 今日はそれ程悪くはならない
 そして銀色の翼をもった飛行機のチケット
 それは陰だけを残し
 飛んで行く」
というものだが、意味としてみれば、「タバコがポケットにあれば、それで全ては大丈夫」のような事。今現在の時代にタバコを擁護するような態勢はあまり好ましくないが、当時の事として考えるとそれなりに大きな存在であったのだろう。

ロシアにタバコが伝わったのには二通りの見解がある。
一つ目は西洋にタバコが伝わったのはアメリカの原住民インディアンから15世紀末のコロンブスによってだが、それには医薬的効能で伝えられ、一時は上階級のたしなみとしても扱われた。ロシアのタバコ文化は16世紀末に浸透し、イワン雷帝時代に独占権を持っていたイギリス人の手によって広まったが、教会や権力に弾圧されるようになり、また衰退した。
その理由は火事の原因や、アルコールとのアナロジー、魔術的な民間薬を思わせる麻酔作用、等だが、16-7世紀のロシアにとって外国人は常に排他的で敵視されていたのも大きな要因の一つ。

もう一つの見解は近年になってアジア経由で伝わったと考える者もいる。
インドではガンジャという大麻タバコは古くから存在するし、ペルシャ、中央・北アジアではコロンブス以前から大陸に流布していたとある。
ロシアと接しているカザフスタン経由であれ、モンゴル経由であれ少なからず交流していたという仮説は可能だろう。ロシアの西側では知られていなかったかも知れないが、ルーシ族の比較的分布率の低い東側には伝わっていたのかも知れない。(詳しくはまだ調べていないけど・・・)

西洋文化の多くはキリスト教に多く影響を受けている為に、他の宗教を嫌う傾向があった。環太平洋に多く分布するシャーマニズムや、アフリカの呪術、それらに蔓延った喫煙文化も多くはキリスト教以外の宗教と密接に関係している為に、あまり受け入れられなかった。しかし、ニコチンの名の由来でもあるジャン・ニコがタバコが頭痛治療に効果があると広めた為に医学手段として定着したのでキリスト教圏にも広まった。

で、まぁーーヴィクトルがタバコを吸っていたワケは結局良く分からんが、ハードボイルドという一点ではそのシンボル価値を生み出している。映画「イグラ」のラストシーンで雪の夜道にタバコに火をつけ、敵に刺される場面がある。と同時にキノーの曲「グルーパー・グルーヴ」が流れる部分には彼とタバコのシンボルが生きている。
あってもなくてもいいのだが、タバコが無ければ[一箱のタバコ]という歌は存在しなかった事は確かで、彼はタバコが好きだったというぐらいしか今回は分かりませんでした。

  1. 2007/05/09(水) 01:16:22|
  2. 考慮
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